2026年9月末に、「大相撲九月場所(東京)観戦と大歌舞伎鑑賞(1等席)3日間」と題する阪急交通社のツアーに参加して、歌舞伎座で大歌舞伎、国技館で大相撲、浅草演芸ホールで寄席などを楽しんできました。ツアー料金が少し高かったのですが、良い席や良いホテルが用意されていて、とても楽しい旅でした。
1日目は、富山駅から北陸新幹線に乗って東京駅へ行き、そこから観光バスに乗り換えて、東京スカイツリー、歌舞伎座を見学した後、椿山荘に宿泊するコースです。北陸新幹線(長野〜金沢間)は、2015年3月に開業しましたが、私も妻もこれまで大宮駅までしか乗車したことがなく、今回初めて北陸新幹線に乗って東京駅まで行きました。富山駅でさえ、10年で大きく変化しており、まして東京駅は、10数年前とは全く様変わりして、私たち夫婦は完全にお上りさん状態です。東京駅の目の前にある集合場所の丸ビル前に行くのにも、GoogleMapに頼ってしまいました・・・(笑)。
丸ビル前に行くと、たくさんの人が集まっており、今回のツアーには、全国から約36人×バス3台=約110人が参加しているようです。スーツケースを荷台に預けてバスに乗り込むと、直ぐに最初の見学地である東京スカイツリーに向けて出発しました。東京駅周辺の高層ビル群を抜けて、下町のペンシルビルの間を通って墨田川を渡ると、目の前に東京スカイツリーが聳え立っています。
東京スカイツリーは、東京都墨田区押上にある電波塔で、2012年2月29日に完成し、同年5月22日に電波塔・観光施設として開業しました。東京のランドマーク・観光名所の一つで、高さは634 mで、タワーとしては世界第1位です。

バス駐車場からタワーの中に入り、エレベータを乗り継いで350mの展望デッキに登ると、東西南北=周囲360度をぐるりと眺めることができます。西から南方向を見ると、墨田川を挟んで浅草寺、東京ドーム、皇居、東京駅のビル群、そして遠くには新宿都庁なども見えます。また、東から南方向を見ると、東京湾に流れ込む荒川の河口付近には、ディズニーランドがあり、東京湾を挟んで遠くには房総半島まで見えます。今日は曇天なので、眺望は期待していなかったのですが、かなり遠くまで眺めることができてラッキーでした。


スカイツリーを見学した後は、再びバスに乗り込んで東京駅方面に戻り、歌舞伎座で秀山祭九月大歌舞伎の見学です。歌舞伎座は、東京都中央区銀座にある、日本で唯一の歌舞伎専用の劇場です。昨年の映画「国宝」の大ヒットの影響もあって、写真に示すように、歌舞伎座の正面入口も客席も多くのお客さんで大賑わいです。
私たちには、写真に示す最前列の1等席が用意され、本当に手が届くような距離で歌舞伎役者が演技をして、目の前で義太夫の語りと三味線が響き渡ります。歌舞伎を実際に見るのは初めてですが、入口で渡されたイヤホンガイドが、進行に合わせてあらすじや見どころ、役者の見得や隈取の意味をリアルタイムで解説してくれるので、初心者でもそれなりに内容が理解できました。


今回の公演は、午後4時開演~午後9時終演と約5時間もの長丁場なので、幕間の休憩時間に、写真に示すようなお弁当を頂きました。お弁当のご飯は、ベタベタして口に合いませんでしたが、おかずは、美味しかったので、これをつまみにビールを少々頂きました。
舞台では、役者の演技の合間に、大夫が渋い声で物語の流れを語り、弾き手が三味線を奏でます。しかし、間近でよく見ると、弾き手は、三味線の合間に「はっ!、うー!、ほー!」などと大声で合いの手を入れており、三味線を弾くだけではないことに驚きました。長い公演が終わって、会場から出ると、歌舞伎座正面入口がライトアップされていて、昼間とは違った景色が素敵でした。
初心者が判ったような感想を書いていますが、妻からは「親子だと分かった肝心の場面で、船をこいでいたくせに!」と言われてしました。幕間にビールを少し飲み過ぎたようです・・・(笑)。


歌舞伎を堪能した後は、再びバスに乗って、歌舞伎座から文京区の椿山荘へと向かいます。普通は、銀座から皇居の北側を通って椿山荘へ行くと思うのですが、何故か車窓からは、東京タワーが見えています。タクシーだったら、「田舎者だと思って遠回りをしているな!」と怒るところですが、観光バスなので「なぜ東京タワーが見えるの?」と疑問を感じただけでした。
そんなことを考えている内に、ホテル椿山荘東京へと到着しました。既に午後10時頃となっていたため、そのままシャワーを浴びて、グッスリと眠りました。

