3日目は、芭蕉の足跡を辿って山寺(宝珠山立石寺)へお参りをしてから、フルーツ王国山形でフルーツ狩りを楽しんだ後、仙台~大宮を経由して新幹線で富山へと帰宅するコースです。
3日目の朝は、6時頃に起きて朝風呂に入った後、写真に示すようなバイキングの朝食を頂きました。昨日の激しい雨も上がったようなので、ホテルの中庭を少し眺めましたが、テラス、滝、池などもあってとても素敵な庭になっていました。散策する余裕がなかったのが残念でした。


8:30のホテルを出発したバスは、最初の目的地である山形市山寺の山寺に行くため、南東方向に30分ほど走りました。山寺は、正しくは宝珠山 立石寺といい、貞観2年(860)に第三世天台座主慈覚大師円仁が開いた天台宗の霊山です。貞観2年と言えば、東日本大震災で有名になった貞観地震(869年)の7年前に当たり、山寺も貞観地震で揺れたのだと知りました。また、松島で有名な瑞巌寺も山寺と同じ慈覚大師円仁よって開創された天台宗延福寺がその前身とのことですので、東北にも古い歴史を持つ寺が多いことに驚きました。
山寺の参拝は、参道にあるふもと屋本店(土産物屋)の駐車場にバスを止めて、登山口から階段を登って根本中堂へと向かいます。根本中堂は、延暦寺より分けられた不滅の法灯が今も灯っていますが、写真に示すように、普通のお寺という感じで、古めかしい山寺という感じではありません。

根本中堂から山寺日枝神社を過ぎて宝物殿の前まで来ると、通路の脇に、写真に示すような銅像と石碑が建っています。銅像の銘を見ると、左側が「俳聖芭蕉」、右側が芭蕉門人「曽良の像」となっており、真ん中の石碑には「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」という有名な句が刻んであります。

宝物殿を過ぎてさらに歩くと、写真に示すような、苔むした趣のある立石寺の山門が見えてきました。松尾芭蕉が「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」という句の着想を得たのは、山門からさらに階段を登って山の上にあるせみ塚や開山堂の辺りだと言わています。芭蕉の足跡を辿るのであれば、この山門を潜ってさらに長い階段を登る必要があり、奥の院までは1015段もの階段があります。今回のツアーは、そこまで行く時間がないので、山門を潜らずに、本坊の方まで散策してみることにしました。

山門からさらに下って抜苦門を潜ると、本坊が見えてきました。ここまで来ると、参拝者も少なく静かになって、折しも蝉の声が聞こえてきました。本坊の右奥には「蛙岩」、左前には「神楽岩」と呼ばれる大きな岩があり、蝉の声を聞きながら大きな岩を見ると、芭蕉もこんな景色を見て俳句を詠んだのかと思って、少し感動しました。

山寺で芭蕉に思いを馳せた後は、観光農園でフルーツ狩りを楽しむため、再びバスに乗り込みます。天童市に戻って国道48号線を仙台方面に30分ほど走ると、国道沿いに多くの果樹園が見えてきました。その中でもひと際大きな果樹園が、今回のナカノフルーツ(仲野観光果樹園)です。果樹園の中には、さくらんぼ、白桃、黄桃、ぶどう、ラフランス、リンゴなど、たくさんの果物の木が植わっています。今回のツアーでは、ぶどう又は桃が選べるので、前日から迷っていたのですが、「今は桃が食べ頃です!」との言葉を聞いて、最終的に桃を選択しました。
桃の木が植えられた桃畑に着くと、果樹園の人が「全体に色付いて色の濃い物が甘いですよ!」と教えてくれて、見本に取った桃を妻に渡してくれました。ところが、その桃を洗って食べたところ、硬い上に甘くありません!!その後、自分たちで甘そうな桃を探して食べたのですが、最初の1個は、柔らくて甘かったのですが、その後の桃は、どれも硬くて甘みが足りませんでした。「これも甘くない、これもイマイチ」と言いながら、お腹いっぱい桃を食べた後、「やっぱり、ぶどう狩りにすれば良かった!」言ってしまいました・・・(笑)

果物狩りを楽しんで、果樹園のショップでお土産を見た後、再びバスに乗って国道48号線を仙台駅に向かって進みます。果樹園は、山形県の中でも宮城県寄りの山の中にあるので、1時間30分ほどで仙台駅に着きました。添乗員さんがバスの中で、「お土産は、白謙かまぼこの笹かまぼこがお勧めです!私も仙台に来ると、必ず買います!」と言うので、この笹かまぼこを買うことにしました。人気があるお店のようで、写真に示すように、店頭に行列ができています。写真に示す笹かまぼこセットを買って、家で食べましたが、軟らかくて美味しかったです。でも、かまぼこは、富山の四方蒲鉾の四方のやわらかがとても軟らかくて美味しいです!値段も高いけど・・・(笑)



今回のツアーは、メインの大曲の花火がとても素晴らしかったですが、最上川舟下り、銀山温泉、山寺、桃狩りなども、なかなか良かったです。これで日本3大花火大会の内の2つを見たので、機会があれば、土浦の花火(土浦全国花火競技大会)も是非見に行きたいを思います。
