(1/4日目)、(2/4日目)、(3/4日目)、(4/4日目)
2日目は、フェリーが到着した北九州市の新門司港を出発して、宗像大社、太宰府天満宮に参拝した後、湯布院を散策してから、別府温泉に泊まりました。
最初に参拝した宗像大社は、日本神話に登場する日本最古の神社の一つであり、世界遺産に指定されています。御祭神は、天照大神の三女神で、沖津宮(沖ノ島)、中津宮(大島)、辺津宮(本土)にそれぞれ祀られ、この三宮を総称して、宗像大社といいます。今回参拝した辺津宮には、沖ノ島と並ぶ神聖な場所として樹木の祭場=高宮祭場があり、今でも月に数回祭礼が行われています。岩や木々など自然をはじめとする万物に神々が宿るという神道の根源である自然崇拝を今に伝える、全国でも稀な祭場です。
宗像大社の後は、学問の神様として有名な菅原道真を祭った太宰府天満宮に参拝しました。大宰府天満宮は、過去に何度かお参りしたのですが、本殿が改修中のため仮殿が建てられています。仮殿は、写真に示すように屋根の上に木々が植えられており、斬新でありながら自然と調和した建物となっています。仮殿は、2026年に本殿の改修が終わるまでの3年間限定であり、珍しい仮殿で参拝することができました。参拝後は、お決まりとして、御神牛を撫で、飛梅の歌碑を見た後、門前町で梅が枝餅を食べたのは言うまでもありません。(笑)
太宰府天満宮の次は、湯布院へ行って散策をしましたが、やたらと人が多い上、日本人より外人の方が圧倒的に多い感じです。また、金鱗湖を見学しましたが、さほど景色の良くない小さな湖に多くの観光客が集まる理由が分かりません。その後、近くのレストランでかなり遅い昼食にブリしゃぶを頂きました。大分は、ブリの養殖が盛んでかぼすブリのしゃぶしゃぶが有名だそうですが、氷見の天然鰤のブリしゃぶにはとても敵いません!
湯布院を後にして、今日の宿泊地である別府に向かいますが、ホテルへ行く前に、海地獄の見学です。海地獄は、約1300年前に鶴見岳噴火と共に出来た熱泉=熱湯の池で、その名のとおり海のような青い色をしています。熱湯に池には、竿の先に卵を入れた籠が下げてあり、ゆで卵として売店で売っています。もちろん、食べました。(笑) これ以外にも、温泉の熱を利用したオニバスの温室栽培や、鉄分で赤くなった血の池地獄もあり、なかなか楽しめました。
海地獄を見た後は、今晩の宿である「REX HOTEL 別府」へ直行です。新しくて綺麗な全室オーシャンビューのホテルですが、玄関で靴を脱いで入るという点が変わっています。部屋からは、別府湾やサルで有名な高崎山、国東半島、遠くは四国も見え、海と一体化するインフィニティ露天風呂は素晴らしい眺めです。風呂の後は、楽しみの夕食ですが、昼に続いてブリしゃぶが出てきたのには、ガッカリしました。(^^; でも、ブリしゃぶ以外は、とても美味しくて、昨晩と同様に飲み過ぎました!(笑)