1年ほど前にスマホによる通信費の節約方法として、通信費は節約できる!とデュアルSIMによる究極の裏技という記事を書きました。しかし、楽天モバイルは、昨年の7月から1Gまで0円(無料)を廃止して、3Gまで税込1078円へと値上がりしました。これに合わせて、各社が様々な格安プランを発表しました。そこで、現時点=2023年2月では、どこが一番お得で便利なのか?もう一度調べてみました。
データ量が多い場合は、データ通信量が無制限の格安SIM18選を比較!使い放題で安いのはどこ?に示すように、楽天モバイルが無制限でも月額3,278円、20GBまで月額2178円、3GBまで月額1078円と勝手に安くなりお得です。また、「Rakuten Link」を使えば、音声通話も無料で掛け放題です。したがって、データ量が多く・無料で通話したい場合は、楽天モバイルが最もお得です。しかし、楽天モバイルは、山間部や地下街などでは繋がり難いという欠点があります。
データ量が少ない場合は、月3GB以下で選ぶ格安SIMランキング【2023年2月最新版】に示すように、月3GBまでなら日本通信「合理的シンプル290プラン」が圧倒的に安く、1GBまでは290円、2GB追加して3GBでも290円+220円×2=月額730円と格安です。また、NTTドコモ回線なので、楽天モバイルとは違って安定して何処でも繋がります。したがって、データ量や通話が少ない人には、日本通信のシンプル290プラン+70分の無料通話オプション=月額990円がお勧めです。また、データ量が少なく通話が多い人には、日本通信のシンプル290プラン+通話かけ放題オプション=月額1890円がお勧めです。
しかし、NTTドコモの回線なら安心かというと、そうでもありません。次に示すように、NTTドコモでは2021年10月、ソフトバンクでは2018年12月に大規模な通信障害が発生しています。また、2022年7月に発生したKDDIの大規模通信障害は、約3日間・3091万人にも影響があって、大きなニュースになりました。
このような通信障害に備えるため、各社間でのローミングが検討されていますが、実現にはまだまだ時間が掛かると思います。現時点では、異なる通信会社で2回線を契約する方法が確実です。しかし、スマホの2台持ちは値段も高いし持ち運びも不便です。したがって、通信障害対策には、2回線契約をしてデュアルSIMのスマホを使用するのが安価で便利です。
以上より、データ量や通話料が多少に拘わらず安価で通信障害にも強いのは、デュアルSIMのスマホを使用して、メイン回線=楽天UN-LIMIT+サブ回線=日本通信290プランとする方法です。結局、約1年前に提案したデュアルSIMによる究極の裏技が一番安くて良い方法であることが再確認できました。
メイン楽天+サブ日本通信のデュアルSIMスマホは、データ3GB+1GB=4GBに無料通話がついて1078円+290円=月額1368円で利用できます。また、楽天が利用できない時には、NTTドコモの回線が使えるので通信障害にも安心・安全です。ちなみに、楽天モバイルは、毎月貯まる楽天ポイントを利用すれば次に示すように実質0円になりますので、実際の出費は日本通信の290円+2円(ユニバーサルサービス料)=292円だけです。これは絶対お得でしょう!・・・(笑)
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