今年=2023(令和5)年の夏は、世界各地で最高気温を更新する猛暑で、日本各地で35℃以上の猛暑日が続いています。我が家のある富山市でも、猛暑日が20日以上続いていて、人間だけでなく動物や植物もぐったりしています。あまりにも暑いので、寝室のエアコンは、点けっ放しにして寝ているのですが、数日前から運転を開始して約1時間で突然止まって、暑さに目が覚めます。
エアコンを見ると運転ランプが点滅しており、取扱説明書には、一旦電源プラグを抜いた後、1分ほど間を空けて再度スイッチを入れるように書いてあります。そのとおりにすると、エアコンは、一旦正常に動くのですが、1時間ほどするとまた停止して目が覚めます。こんな症状が夜中の2時頃まで繰り返すため、その度に目が覚めてひどい寝不足です。(>_<)
こんなエアコンの不調が数日続くので、取扱説明書を読み直してエラーコードを表示すると、E7=室外機のエラーとなっています。しかし、室外機を確認しても、もちろん異物などは入っていません。スイッチを入れて約1時間は正常に動く上、夜中の2時過ぎからは症状が出ないので、原因は他にあると考えられます。
そこで、ネットでエアコンが勝手に止まる際の対処法を検索すると、30分程度動いて止まる場合は、以下のような原因が考えられるそうです。これらの内「設定温度には達している」と「霜取り運転」は、今回の条件には該当しません。したがって、冷房が突然止まるのは、「室外機の放熱不良」による可能性が高いことが分かりました。しかし、寝室の室外機は、2Fの壁面に設置してあるため、排熱を阻害する障害物やゴミなどは全くありません。また、国内No.1メーカーの製品で、買って3.5年ですので、経年劣化も考えられません。
原因を再検討すると、寝室の室外機は、2Fの壁面で西日が直接当たるため、連日の猛暑+西日によって高温となり、放熱不良になっている可能性があります。日除けカバー等を設置できればよいのですが、素人が2Fの壁面で作業をするのは難しい上、下手に設置すると台風等で吹き飛ばされる可能性があります。
そこで、室外機の温度を簡単に下げる応急対策として、ホースで室外機に直接水を掛けてみました。この応急対策よって、寝室のエアコンは、一晩中正常に運転して安眠できるようになりました。猛暑の中、エアコンの冷房が突然止まって困っている方は、メーカーに修理依頼をする前に、室外機の温度対策をすると改善するようです。今回は、応急対策として水を掛けましたが、エアコン室外機に日除けをすると節電にもなるらしいので、恒久対策として検討したいと思います。