富士登山(1/3日目)

 私は、高校で山岳部、大学でワンゲルに所属していましたが、富士山にはまだ一度も登ったことがありません。そこで、65歳の高齢者になって体力が衰える前に、一度は富士山に登りたいと思って、先日妻と一緒に阪急交通社の「はじめての富士登山3日間」というツアーに参加しました。

 1日目は、まず飛行機で富山空港から羽田空港に飛びましたが、富山平野や黒部扇状地、立山連峰などが青空の下に綺麗に広がっており、幸先の良い出足です。

 羽田空港からは、バスで富士吉田市へ向かい、富士急ハイランドを横目にスバルラインを走って、富士スバルライン5合目に着きました。登山口にあるレストハウスに余分な荷物を預け、登山靴、ザック、ポールを持って、15:30から登山開始です。5合目から6合目へは、馬も通る広い道(※馬糞に注意!)を下った後に少し山道を登る感じで、さほど疲れずに6合目に到着しました。

 

 6合目からは、火山礫と火山灰の混じった砂礫の道をひたすら登ります。7合目の山小屋に近づくと、溶岩が冷え固まった岩場の急登となります。ツアーなので、ガイドさんが2人もついて、一番体力のない人に合わせて登るのでそんなに疲れませんが、非常に時間が掛かります。しかし、用意したヘッドライトを点燈する前の18:30頃に、なんとか一泊目の山小屋に到着しました。

 私達が泊まったのは、7合目に少しずつ離れて建っている7軒の山小屋の真ん中=4軒目の鎌岩館です。今晩のメニューは、牛丼に味噌汁の他、副菜やデザートもあって、割と美味しかったです。また、寝床は、昔のように寿司詰め状態ではなく、コロナの影響でグループ毎にカーテンで仕切った上、1人1畳ほどのスペースで寝るのでとても快適でした。また、枕元には豆電球とコンセントがあり、スマホの充電も可能です。

 なお、登山中や山小屋では、楽天モバイルはほとんど繋がりませんが、日本通信のDocomo回線はだいたい繋がりました。私のスマホは、デュアルSIMによる究極の裏技を利用しており、今回の富士登山ではとても便利でした!

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