鎌倉・箱根の旅の2日目は、ホテルで朝食を取った後、河口湖へ行って、湖越しの富士山と河口湖の桜まつりを楽しむ予定でした。しかし、雨こそ降っていないものの雲が厚く、富士山が良く見えません。雲の晴れ間に富士山がなんとか見えた時に写真を撮りましたが、頂上が良く見えず今一です。また、河口湖畔の桜も、ご覧のとおりほとんど咲いておらず、写真になりませんでした。桜祭りに合わせて、このツアーを申し込んだのに、今年は桜の開花が遅れてとっても残念でした・・・(>_<)
仕方がないので、河口湖の周りにある七福神巡りをしましたが、観光用に作られた七福神であり、あまり有難味がなかったです。観光バスの駐車場の近くには、大黒天があってその横には漫談で有名な綾小路きみまろの自宅兼お店「きみまろ茶や」がありました。しかし、添乗員によれば、本人は仕事で忙しく、ほとんど居ないとのことでした。
河口湖と桜祭り?を見学した後は、伊豆半島に向けて出発です。途中で、伊豆丹奈にある酪農王国オラッチェで、ステーキランチを頂きましたが、それなりに美味しくて、神戸と沖縄で食べたステーキの中間くらいでした。
添乗員によれば、酪農王国オラッチェは、東海道線の丹奈トンネルの真上にあるのですが、丹奈トンネルを掘削をした時の大量の湧水を抜くために、たくさんの排水ボーリングを実施したそうです。その影響で、丹奈盆地では、水不足により水田やワサビ畑での栽培ができなくなり、それまで副業であった酪農が主要産業になったとのことです。新幹線の建設では、工事前や工事中に丁寧に地下水調査を実施しますが、その理由がこの丹奈トンネルでの地下水枯渇にあったことを初めて知りました。土木屋として、勉強不足ですね!少し反省しました・・・(^^;
昼食後は、伊豆パノラマパークに行ってロープウェイで「碧テラス」へ行きましたが、かなり雨が降ってきて、肝心の富士山は全く見えませんでした。・・・(T_T)
その後は、弘法大師が開いたとされる伊豆最古の温泉の街=修善寺へ行って、お参りと街の散策をしました。修善寺の中にある手水で手を清め・口をすすごうとすると、出ているのが暖かい温泉だったのには、驚きました。さすが、伊豆最古の温泉の街だと、夫婦で関心しました。
修善寺の見学をした後は、今晩の宿である下田プリンスホテルへと向かいました。バスの中では、添乗員が伊豆・下田開発にまつわる東急(強盗慶太)VS西武(ピストル堤)の競争=伊豆戦争の話を面白おかしく解説してくれたので、道中のバスでは退屈しませんでした。そんな話を聞いている内に、下田プリンスホテルに到着しました。昨日のリゾートホテルとは違って、同じ棟に温泉がある上、夕食はちゃんとした懐石料理だったので、とても満足してしまいました。・・・(笑)