技術者倫理第3回講義

 令和6年4月23日(火)に富山県立大学で「技術者倫理 第3回 組織のなかの個人の役割」の講義を行います。事例としてNASAの2大事故を取り上げ,チャレンジャー号事件では倫理の見方について,コロンビア号事故では安全文化の見方について,両事故を比較することで倫理と安全文化の関係について,ビデオと教科書で学びます。講義資料は,次をご覧ください。=>第3回講義資料PDF
 チャレンジャー号事件では,事故の原因となったOリングの担当者=ロジャー・ボイジョリーが倫理的な技術者として注目されています。しかし,その上司である技術担当副社長=ロバート・ルンドの技術と経営の間で揺れ動く考えや,上級副社長のジェラルド・メーソンの経営者としての判断など,同じ企業の中でも立場によって価値観や判断基準が異なることについて,教科書などで学びましょう。
 さらに詳しく知りたい人は,ウィキペディア(Wikipedia)のチャレンジャー号爆発事故コロンビア号空中分解事故などを参照ください。

図3.2 Oリング接合部 及び 図3.1 チャレンジャー号外形図(出典:技術者の倫理入門)

 

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