平成19年 石川県能登半島地震

 2007年3月25日9時41分に,能登半島沖を震源とするマグニチュード6.7 の地震が発生し, 石川県七尾市,輪島市,穴水町で震度6強を観測しました。自宅がある富山県高岡市でも震度4を観測し,自宅の2階のテレビの上の写真立やスプレー缶など,不安定なものが落下しました。会社でも地震直後に,担当している地すべり地を中心に緊急調査を行いましたが,大きな変状は無かったようです。

 1週間後に,土木学会と地盤工学会の合同調査に参加して,現地の状況を確認して来ました。阪神大震災でも現地調査を実施しましたが,密度の違いはあっても,古い木造の住宅を中心に大きな被害が出ている状況は同じです。近年問題となっているマンションの耐震偽装問題よりも,このような古い住宅の耐震補強の方が重要であることを再認識しました。

土木学会のHP=>平成19年(2007年)能登半島地震災害緊急調査団

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