2025年11月末に阪急交通社の「秋の南九州4日間」のツアーに参加して、大阪南港からフェリーに乗って鹿児島~宮崎を巡る旅に行ってきました。
初日は、富山からJRで新大阪へ行き、大阪城を見学してから、大阪南港発のフェリーに乗って鹿児島に向かうコースです。朝早い出発だったので、富山駅で朝食に立山そばを食べてから、お昼の弁当を買って、集合場所の新幹線改札口前に行きました。すると、阪急交通社の旗を持った添乗員が、電話で他のお客のトラブル対応をしています。電話が終わってから挨拶をすると、2024年の熊野三山と紀伊半島の旅(1/3日目)と2023年の長岡まつり大花火大会と同じ添乗員でした。3回も同じ添乗員とは私たちも驚きましたが、添乗員も3回は初めてかもと驚いていました(笑)。
敦賀駅で新幹線からサンダーバードに乗り換えて、ビールを我慢してお茶と一緒にお弁当を食べました。能登の復興に役立てばと思って、「輪島朝市弁当」と「日本海かにめしと能登牛しぐれ丼」を頂いたのですが、なかなか美味しかったです。お弁当を食べ終わると、直ぐに新大阪駅に到着しました。

新大阪駅からは、観光バスに乗り換えて、大阪城公園へと向かいます。大阪城へは、前に行ったことがあるのですが、2025年4月1日に新しく豊臣石垣館がオープンしたので、今回のツアーではこれが目的の一つです。まずは、本丸広場から天守閣を見ると、その大きさにはやはり圧倒されます。天守閣に登って周りを見渡すと、紅葉が見ごろになっており、ビル群と紅葉の対比がとても綺麗でした。


天守閣を見学した後は、豊臣石垣館へ行って、まずは豊臣時代の石垣が発見されて発掘されるまでのガイダンスビデオを見ました。ガイダンスルームから階段を下りて行くと、地下約6mの場所に、昭和59年(1984)に発掘された豊臣大坂城「詰ノ丸」石垣が展示してあります。徳川幕府は、豊臣大坂城の上に約6~10mもの盛り土をして豊臣の痕跡を全て消し去った後、徳川大阪城として建物だけでなく石垣や堀も全て新しく作り直したそうです。大阪城の豊臣石垣館は、豊臣から徳川への変遷が実感できる遺構ですので、興味のある人は、是非見学に行ってください。

大阪城では、添乗員が朝一でトラブル対応をしていたお客も無事に合流できたようで、見学後に参加者全員がバスに乗って、大阪南港を目指します。大阪南港では、写真に示す8階建ての「さんふらわあ きりしま」に乗船して、鹿児島の志布志港を目指します。5時過ぎには乗船してデラックスルームに入ったのですが、雲仙・長崎・軍艦島の旅(1/4日目)で利用したセミスイートルームよりも少し劣る感じでした(笑)。

部屋で荷物を片付けた後、まずはお風呂に行ったのですが、まだ時間が早いためか?湯船のお湯が少しぬるい感じでした。お風呂の後は、レストランに行って食事とお酒を楽しみました。バイキングは、乗客が少ないためか品数も少し物足りない気がしましたが、ご当地ビールは変わった味がしてとても美味しかったです。

食事とお酒を頂いた後は、部屋でテレビやインターネットを見ながら寛いでいたのですが、大阪湾から太平洋へ出ると、テレビ映りが悪くなりインターネットも繋がり憎くなりました。仕方がないので、ベットに入って寝ることにしました。大きな船なので、外洋へ出てもほとんど揺れず、エンジン音や振動も少ないのですが、風切り音がピューピューと聞こえてきます。しかし、お酒をたくさん飲んだためか、いつの間にか眠ってしまいました・・・(笑)。

