資本家は儲かる!?では,ネット証券による投資信託への少額投資の例として,2021年1月より楽天証券で毎営業日毎に eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) に少額投資した5ヶ月目の状況を示しました。この投資信託への少額投資の7ケ月目=2021年8月6日の状況は,次の図に示すとおりです。
上図に示すように,投資期間=約7カ月,投資額239,515円+評価損益24,258円=資産合計263,773円,利益率約10.1%となっており,かなり儲かっていることが分かります。前にも述べたように,この結果は,コロナ禍の中でも米国株式が好調であることが大きな原因です。
一方,日経平均は,2021年1月4日:28,139.08円でしたが,現時点=2021年8月6日27,820.04円であり,コロナ禍の影響を受けて低迷しています。つまり,日経平均と連動する投資信託に投資しても,儲からない・逆に損失が出るということです。
日本では,バブル崩壊後の1990年代から景気が後退して,2000年には失われた10年に,2010年には失われた20年となり,2020年には失われた30年となっています。そして,コロナ禍の影響もあって,2030年には失われた40年となる可能性が高くなっています。
このような状況では,日本の株式に投資するよりも,アメリカやヨーロッパの株式に投資する方が儲かる確率が高いと思います。アメリカやヨーロッパの個別株に投資するのは,少しハードルが高いですが,先に示した米国株式(S&P500) に連動するような投資信託は,簡単かつ少額からネット証券を使って投資することができますので,若い人や投資初心者にはお勧めの方法です。
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