3日目は、大山展望台~鳥取砂丘~余部鉄橋を見学した後、日本有数の風情溢れる温泉地を言われている城崎温泉に泊まります。最初に訪れた大山展望台は、湯郷温泉の裏山にあり、温泉街を眺望できるのですが、それ以外は岡山県の岡や山が見えるだけで、特筆できるような景色はありませんでした。
次に訪れたのは、中国山地を横切って鳥取県の日本海に面した鳥取砂丘です。テレビのニュースやドラマではよく見ているのですが、実際に見るのは初めてです。写真に示すように、砂丘の入り口から海側の砂丘頂上までは、かなり距離がある上、砂に足を取られるので、結構大変です。砂丘の上に登って周りを見渡すと、その広さがよく分かりました。しかし、砂丘入口を見ると、かなりの登り坂となっています。頑張って登り返しましたが、とっても疲れました。砂丘の入口の温度計を見ると、何と40℃を示しており、暑さにもバテました。
昼食までに時間があったので、砂丘の入り口からほど近い砂の美術館を見に行くことにしました。砂の美術館は、2006年の開館以来「砂で世界旅行」をコンセプトに、ほぼ毎年テーマを替えて展覧会を開催しているそうです。第15回展示となる今年のテーマは、「パリ2024オリンピック・パラリンピック」が開催されることから、「フランス」がテーマになっています。写真に示すように、ヴェルサイユ宮殿、ノートルダム大聖堂、ナポレオンの戴冠式、レ・ミゼラブルなど、フランスを代表する建造物や文学が砂像で作られています。なかなか見ごたえがあるので、鳥取砂丘へ行った時は、是非とも見学コースに加えたらよいと思います。
砂の美術館を見学した後は、砂丘の入り口の正面にある砂丘会館で昼食を頂きました。カニ飯に加え、エビ、貝、魚、豚肉などの蒸篭蒸の他、沢山のおかずが付いて、大満足でした。
鳥取砂丘の見学をした後は、今夜の宿泊先である城崎温泉へと向かいますが、途中で兵庫県北部の香美町にある余部鉄橋の見学をしました。旧余部鉄橋は、明治45年1月に完成した東洋随一の鋼トレッスル橋で、多くの人々が訪れる観光名所として親しまれてきました。しかし、昭和61年12月の列車転落事故を契機に、架け替えが進められ、平成22年8月に現在の余部橋梁が、平成29年11月にエレベーターが完成しました。詳しくは、兵庫県の余部鉄橋「空の駅」~余部鉄橋の再出発!~や香美町の余部鉄橋「空の駅」展望施設をご覧ください。
見学は、写真の右側にある高低差=約40mのエレベーター(余部クリスタルタワー)に乗って、上部にある展望台&余部駅へと登ります。ちなみに、手前に見える茶色の鉄骨は、旧余部鉄橋のレッスル(架台)を残置部分です。展望台に到着したエレベーターから下を見ると、その高さが分かります。展望台からは、天気も良くて日本海の美しい眺めが最高でした!
余部鉄橋から城崎温泉までは、比較的近いため早めに城崎温泉の大江戸温泉物語プレミアムきのさきに到着しました。夕食までかなり時間があったので、城崎温泉街を散策しましたが、写真に示すように⼤谿川沿いの柳並木が風情を醸し出していました。
温泉街を散策した後は、お風呂に入って夕食を食べるためにホテルに戻りました。ホテルのラウンジには、写真に示すように生ビール、チューハイ、ハイボール、日本酒など簡単なつまみが置いてあり、無料で頂くことができます。また、お酒の飲めない人や子供のために、コーヒー、ジュース、アイスなどもありました。私はと言うと、風呂上りに生ビールやチューハイをたくさん頂いて、夕食前にかなり気分がよくなったのは、言うまでもありません・・・・(笑)