4日目は、前日の夜に釜山を出港した船が、日本海を南へと航行して、4日目の朝に福岡県の博多港へと入港しました。博多港からは、観光バスに乗って「吉野ケ里遺跡」のオプショナルツアーに参加すると同時に、クルーズ船に戻ってジャグジーやライブショーなどを楽しみました。
4日目の朝は、前日と同様にツアーの集合時間が8:00と遅いので、少し遅めの6:30頃に9階のビュッフェに行きました。そのため、あまり並ばずに朝食を選ぶことは出来たのですが、あいにくビュッフェの近くには空席がありません。仕方がないので、ビュッフェから少し離れたプール横のテーブルに座って朝食を頂きました。
朝食を取った後は、集合場所に8:00頃に行ってから順番に下船して、博多港国際ターミナルで通関手続きを行いました。釜山とは違って、比較的スムーズに手続きが終わったので、8:30前には観光バスに乗り込んで、吉野ケ里遺跡に向けて出発しました。博多港から、九州自動車道、九州横断自動車道?、長崎自動車道?を経由して、吉野ケ里遺跡までは、約1時間ほどで到着しました。
吉野ケ里歴史公園は、佐賀県神埼郡吉野ヶ里町と神埼市にまたがる吉野ヶ里丘陵にある遺跡公園で、1986年(昭和61年)からの発掘調査によって発見された弥生時代の大規模な環壕集落跡を整備した公園です。現在は、国の特別史跡として国営吉野ヶ里歴史公園として整備され、国営区域は国土交通省九州地方整備局、県立区域は佐賀県が管理しています。
東口駐車場から、吉野ケ里歴史公園の東口へ向かって歩いてゆくと、写真に示すオブジェのような歴史公園センターが目の前に現れます。弥生時代の遺跡をメインとする公園にも拘わらず、とても近代的なデザインの建物が入口に建っているのには、ちょっと驚きました。

東口から歴史公園の中を進んで行くと、集落の入口には、環壕に掛かる橋と門があり、橋の横には逆茂木が設置してあって、環壕と逆茂木で村を守るような構造になっています。ちなみに、環壕には、水が入っておらず空堀だったため、サンズイの環濠ではなツチヘンの環壕と表記しているようです。集落の中へと入って行くと、通路の脇には、イノシシとウリ坊のオブジェが所々に置いてあります。弥生時代には、九州にもたくさんのイノシシなどの野生動物がいて、弥生人もこれらを食料にしていたのでしょう。


東口から北へ進むと右に展示室、左に南内郭が見えてきましたが、まずは南内郭を見学することにしました。南内郭には、物見やぐら4棟、王たちの家、煮炊き屋など、王たちの居住空間も含め20棟の建物が復元されていました。次の写真は、北側にある物見やぐらの上から、王たちの家に向かって撮影した写真です。

南内郭からさらに北へ進んで、集落の中で最も重要で神聖な場所とされ、当時まつりごとが行われたと推定される北内郭を見学しました。北内郭には、写真に示すような巨大な祭殿をはじめ、9棟の建物が復元されています。祭殿の中には、当時のまつりごとの様子や巫女による神がかりの様子などを人形等を用いて再現すると同時に、ビデオや看板を使って解説がしてありました。


北内郭を見学した後は、集落の北端に位置する北墳丘墓へと向かいました。北墳丘墓は、約2100年前の歴代の王やそれに近い身分の人が埋葬された墳丘で、その規模は南北約40m、東西約27m以上、高さは4.5m程度であったと考えられます。墳丘の中からは、14基の甕棺が出土し、その内1基には青銅の剣とガラスの管玉が、7基には青銅の剣が副葬されていました。北墳丘墓は、遺構の保存のために一旦埋め戻されましたが、平成20年2月には覆屋を作ってその内部を冷暖房完備として、発掘された時の状態で本物の遺構及び甕棺を見学することができる展示施設となっています。
私は、昭和61年~63年に行われた本格的な発掘調査から数年後に、吉野ケ里遺跡を見学したことがあるのですが、その当時は山の上に掘立小屋と砂利道があるだけの簡素な見学コースでした。現在の整備された状況と当時の状況とを見比べて、非常に感慨深い物がありました。


吉野ケ里遺跡を見学した後は、近くにある「道の駅吉野ケ里」に立ち寄って、ソフトクリームを食べて、店内でお土産を物色しました。売店には、イカ煎餅など呼子のイカを強調したお土産が並んでいました。以前の雲仙・長崎・軍艦島の旅(4/4日目)で、イカの生き作りを食べた呼子は、佐賀県だったこと思い出して、お土産にイカ煎餅などを買いました。

お土産を買った後は、再び観光バスに乗り、博多港国際ターミナルで通関手続きをして、コスタセレーナへと戻りました。船に戻ってから遅い昼食を頂いたのですが、9階のビュッフェの料理は、毎日少しずつ違うのですが、あまり変わり映えしないため、さすがに飽きてきました(笑)。
9階のビュッフェから10階の部屋に戻る途中には、写真に示すプールがあって、子供たちが楽しそうにしていますが、狭いくて水が冷たいので、一緒に泳ぐ気にはなれません。しかし、せっかく水着を持ってきたので、11階のプールの横にあるジャグジーへ行くことにしました。プールの近くには着替える場所がないので、部屋で水着に着替えて移動しなければなりません。しかし、10階の部屋から11階のプールまでは50mほどなので、部屋に備え付けの大きなバスタオルを被って、急いで行きました。
ジャグジーには、先客がいましたが、結構大きいので、二人で奥の方へ行って、写真などを取りました。後から来た夫婦と話をした所、「クルーズ船での旅行に沼っていて、もう何度もクルーズ船に乗っています。コスタセレーナには、今回初めて乗りましたが、レストランの営業時間が短いし、船内のイベントが少ないようです。ベリッシマは、レストランではいつでも食事ができる上、船内でイベントをいつもやっているので、お勧めです。」など、色々と教えて頂きました。次回のクルーズ旅行では、是非ともベリッシマに乗ってみたいと思います。!


今日の夕食は、写真に示すような中から、前菜、スープ、メイン、デザートなど、それぞれが好きな物を選びました。私が選んだデザートのラム酒のババは、じゅわっと溢れる芳醇なラムの香りと、しっとりとした食感が変わっていて美味しかったです。また、昨晩は休肝日としたので、今日は、ワインをボトルで頼んだ上に、ビールも頂きました。写真のワインは、ボトルで10ドルとかなり安い上、ビールも大きなグラスで6ドルと安いため、飲み過ぎ注意です・・・(笑)。



夕食を食べて一休みした後は、船内新聞を見て、19:00~のライブショーを見に行きました。内容は、富豪と色男が美女の争奪戦を繰り広げるイタリア版ミュージカルです。言葉はよく分かりませんが、歌、音楽、衣装、スクリーン、照明などがカラフルで、なかなか楽しめました。ライブショーを楽しんだ後は、お酒を飲み過ぎたせいもあって、グッスリと眠りました。


