令和3年6月15日に技術者倫理第9回講義で取り上げたカネミ油症事件について,令和3年6月25日に毎日新聞から続報がありました。毎日新聞の記事によれば,国は,6月25日にカネミ油症研究班が実施する調査の対象を孫まで拡大することを決めたそうです。
1968年に発覚した国内最大の食品公害「カネミ油症」は,米糠油に混入したPCBが加熱によって,ダイオキシンの一種である猛毒のPCDFに変化したことが真の原因です。その猛毒が,母体を通じて子供や孫にまで悪影響を及ぼしているようです。技術者として,ダイオキシンや新規化学物質の危険性については,十分に認識しておく必要があります!!
詳しくは,毎日新聞の記事をご覧ください。
コメント