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雄大な大地を感じる北海道の旅(2/3日目)

1/3日目2/3日目、3/3日目

 雄大な大地を感じる北海道の旅の2日目は、層雲峡を出発して東へと向かい、網走のオホーツク流氷館、知床半島のオシンコシンの滝、知床五湖を見学した後、阿寒湖温泉に宿泊するコースです。
 層雲峡を8:00出発して1時間ほど走った道の駅おんねゆ温泉で、最初の休憩を取りました。駐車場の横にある売店では、北見市特産の新玉ねぎを売っています。写真に示すように、袋に山盛り入って200~700円で売っているので、ついつい買いたくなります。しかし、バスガイドさんの「玉ねぎは、激安ですが重くて嵩張るので、お土産には不向きです!」との忠告に従って、皆さん買うのを断念していました・・・(笑)。

道の駅おんねゆ温泉の激安玉ねぎ

 北見市から北東方向にさらに1.5時間ほど走ると、高倉健の映画などで有名な網走監獄の横を通って、高台の上に立つオホーツク流氷館に到着しました。流氷館の中では、最初に流氷幻想シアターで網走港に押し寄せる流氷や冬の生き物などの映像を見ました。その次は、流氷海中ライブで、幻想的なオホーツクの海中をパノラマ映像で見た後、クリオネが実際に泳ぐ所も観察することができました。

オホーツク流氷館の外観
クリオネが泳いでいる様子

 その後は、氷点下15℃の流氷体感テラスで本物の流氷とご対面です。入り口では、防寒着と一緒に濡れタオルを配っており、テラスの中でタオルを振り回すと、写真に示すように濡れタオルが凍って棒のようになりました。ミュージアムショップでお土産を買った後、昨日道の駅南ふらので食べたソフトクリームの味が忘れられず、隣接するカフェで流氷ソフトクリームを食べたのは、私だけではありません・・・(笑)。

振り回すと棒のようになった濡れタオル

 流氷館を見学した後は、知床半島へと向かう途中で、景観日本一の直線道路「天に続く道」=オホーツク海沿いの国道334号と斜網広域農道を通ります。写真に示すように、小清水町の倉栄地区から、知床連山を目指してまっすぐの道が約28kmも続いています。バスガイドさんによれば、道外から来た人は、この直線道路でスピード感覚が無くなって、たびたび北海道警察に寄付をされるそうです(笑)。ちなみに、長さ日本一の直線道路は、同じ北海道の国道12号で、美唄市光珠内から砂川市の空知大橋付近までの約29kmとのことです。

景観日本一の直線道路=「天に続く道」

 「天に続く道」から離れて知床半島の付け根に入った所で、ガーデンハウス藤苑というレストランで昼食となりました。写真に示すような知床海鮮丼を食べたのですが、北陸の人間でも、美味しいと感じるような海鮮丼でした。

ガーデンハウス藤苑の知床海鮮丼

 昼食を食べた後は、知床半島のオホーツク海側を走る国道334号を半島の先端に向かって進んで行きます。半島の付け根から1/3ほど進んだ所で、知床八景の一つであるオシンコシンの滝を見学しました。写真に示すように、途中から流れが二方向に分かれているため「双美の滝」とも言われており、その勇ましい姿は「日本の滝100選」に選ばれています。

知床八景の一つであるオシンコシンの滝

オシンコシンの滝を見学した後は、知床八景の一つで羅臼岳の麓にある知床五湖(一湖)の見学です。羅臼岳の登山道では、2週間ほど前に下山中の登山者がヒグマに襲われて亡くなっており、本当はビビりながら旅行に行きました。しかし、危険なのは、ヒグマと出くわす可能性のある地上遊歩道で、一般の観光客が歩く高架木道は、写真に示すように地上約4mの高架になっており、両端に7000Vの電気柵が張り巡らされていて安全です。
 知床五湖の駐車場にバスを止めて、パークサービスセンターの横から高架木道を一湖に向かって歩いて行くのですが、往復約1.6kmもあるので、結構大変でした。しかし、高架木道の終点から見た一湖、羅臼岳と知床連山の眺めは、とても素晴らしかったです。

知床五湖の高架木道
知床五湖(一湖)、羅臼岳と知床連山

 知床国立公園の知床五湖などを見学した後は、国道334号を戻って、南に延びる国道391号から西に延びる国道241号を通って阿寒湖温泉に向かってバスが進みます。屈斜路湖と摩周湖の間にある阿寒摩周国立公園へと入ると、国道沿いに時々エゾシカが現れ、阿寒湖に近づくと集団で現れるようになりました。エゾシカは、車や人に慣れていて平気で道路を横切るので、エゾシカと接触しないように、バスには時々ブレーキが掛かります。乗客の我々は、エゾシカをゆっくり見れるので嬉しいのですが、運転手さんは、神経を使って大変だと思いました。
 日が落ちて暗くなった中、昨日よりも少し早い18:30頃に、阿寒湖温泉のあかん遊久の里鶴雅に到着しました。夕食は、バイキングで20:00まで入場すればよいとのことなので、まずはお風呂に入ってから、夕食を頂くことにしました。北海道ビュッフェという名の夕食バイキングは、和食、洋食、中華のコーナーがあって、それぞれに美味しい料理が並んでいます。和食コーナーには、写真に示すように、一匹丸ごとのズワイガニが置いてあったので、蟹好きの私は迷わずズワイガニをゲットしました。ズワイガニは、かなり小さかったのですが、中身や味噌もたっぷり入っていて、大満足でした!・・・(笑)。

北海道ビュッフェとズワイガニ

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